地中海色の深い碧に出逢うイタリアン フォトリポート

DSC082279月21日の土曜日。
男鹿市戸賀のカフェ、ケ・セラ・セラさんにて、おがーりあとのコラボイベントを開催いたしました。
今回も、前回までと同様に、お店を貸し切りにして頂いて、食事を提供しつつ、おがーりあで提供できるコンテンツを紹介していくスタイルで進めさせていただきました。

前2回の秋田市内のお店に比べて、秋田市からは距離がありますので、予約は難儀いたしましたが、地元の方の参加もあり、結果的には定員15名+1名の16名のお申し込みを頂きました。

DSC08209当日は、天候もよく、少し寒い日が続いていたのですが、この日は気温も上がってきて大変よいイベント日和となりました。
この日、ご用意した企画は、以下の4つ(※進行順です)。

・地元人ならではの男鹿の風景
・男鹿産食材を使ったイタリアンランチ
・切り絵紙芝居「赤神と黒神のけんか」
・食後のお散歩:三ノ目潟まで

地元人ならではの男鹿の風景

DSC08210まずは、料理ができるまでの30分の時間で、男鹿在住の方による、普通に観光していると見ることのできないのに、見落とされている風景を写真で紹介させてもらいました。

ちょっとアクセスが難儀なために、なかなか人目に触れない、それでいて非常に素晴らしい風景が広がっている場所が、男鹿には何箇所もあります。
観光で来られた方が、こういった場所に一人でいくのは難しのですが、地元の人と一緒であれば、そうした場所を見ることもできると思いますので、そうした場所をうくつか紹介させていただきました。

_DSC07872写真は、波に削られ様々な岩が複雑で豪快な姿を見せる西海岸を海から眺めた時の様子を紹介中。
地元関係者の間で、イタリアはカプリ島の「青の洞窟」に準えて、もっとアピールしていこうとしている場所のひとつが「孔雀の窟」と呼ばれる海食洞窟です。
様々な伝説も残されていて、文化的な価値は認められているものの、観光スポットとしては、まだ無名な場所ですが、これからの磨き方次第では、十分な可能性のある場所だと思います。

他にも、豪快に流れ落ちる”大瀑”、真山山頂からの風景、北浦港の冬の風物詩”ハタハタの水揚げ”など、普通では見れないスポットを紹介させていただきました。

男鹿食材を使ったイタリアンランチ

続いて、今日のメインイベントである、男鹿食材をふんだんに使ったイタリアンランチ。
この日は、ちょっと本格的にコースで提供していただきました。

ケ・セラ・セラさんでは、普段はカフェとランチを提供しているものの、食材準備の関係上、ランチは数量限定での提供ですので、今回のように16名の方の食事を準備していただくのは大変だったと思いますが、当日の料理は、こちらが期待していた以上のモノを提供していただけました。

・いちじくと生ハム
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・滝ノ頭クレソンとチーズのリゾット
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・メバルと野菜のグリル クレソンソースがけ
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・アクアパッツァ
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・ガトーショコラ 秋のフルーツ添え
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・男鹿梨(幸水)のスムージー
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・珈琲

DSC08224イベントの最後にアンケートの記入をお願いしましたが、料理に関しての評価は非常に高くて、本格的なイタリアン・レストランだけが評価されるわけではないのが実感いたしました。
われわれスタッフはコースメニューは食べることはできませんので、提供した料理そのもの評価はできませんが、以前に来店した時のランチや、この日の賄いの味は、ジャンルを問わず皆さんに納得できる味わいであったと思います。

DSC08230今回、調理を担当していただいたケ・セラ・セラの工藤さんは、県外から嫁いでこられて、地元に住まわれてる方ですが、必要以上に凝りすぎず、家庭的なのに、ちょっと贅沢な感じの味付けが非常に美味しいです。
おそらくずっと地元だけに住んでいては、この味は出せないでしょうし、また男鹿に住んでいなければ、これだけの地元食材を活かすこともできなかったでしょうし、その意味では、ここ、ケ・セラ・セラでしか食べれらないイタリアンであったと思います。

今回は会場の広さもありまして、全員が同じ場所で食事というわけにはいかず、何箇所かに分かれてのお食事となりましたが、逆に、このほうがゆったりと仲間や家族で気兼ねなく食事を楽しめたのかもしれません。
こうした、やり方もありなんだと感じました。

切り絵紙芝居「赤神と黒神のけんか」

DSC08251皆さん、食事の後は店内を見渡したりしてゆっくり過ごされた後は、こちらもケ・セラ・セラの工藤さんによる切り絵紙芝居。

「赤神と黒神のけんか」は、男鹿に住んでいれば、子供の頃に誰かから聞いた覚えがあるのかと思いますが、最近ではあまり話されなくなってきたとも聞きます。
自分は小学校の先生から聞いた覚えがありますし、図書館に本もあった気がします。

実際には、ネットを検索すれば内容を確認することはできるのですが、情報の入手が簡単になったが故に、他の情報に埋もれてしまい、かえって、こうした昔ながらの民話や伝説に触れる機会が減っているのは残念に思います。

切り絵紙芝居は、工藤さんによる手作り。
紙芝居用の木枠も、デザインも、作りも、かなりしっかりしたものを作ってもらったそうです。
他にも何種類か紙芝居のお話はあるので、こうした機会を利用して、民話や伝説に触れるのは面白い体験だと思います。

食後のお散歩:三ノ目潟まで

ケ・セラ・セラの裏手の山道を通って行くと、徒歩15分ほどで、三ノ目潟が見える場所まで歩いてゆくことができます。
この時期は、木々や葉っぱが生い茂り、あまりよく見えない時期ではありますが、最後のお散歩がてら、希望された数名をご案内いたしました。
こうした、ちょっと散歩気分で歩いたり、ある程度準備をしてトレッキングを楽しむというのも、田舎の自然に直に触れ合うよい機会ですので、少しずつ実践していきたいと思います。

今年は、「里山のカフェににぎ」で4回、「カーサ・デ・フルッタ」「ラ・サラ」「ケ・セラ・セラ」で1回ずつと都合7回と、カフェやレストランとのコラボを企画させていただきましたが、とりあえず年内のコラボイベントは今回で終了です。

反省点や課題もありながらも、やはり飲食店の場所を使わせていただき、元々”食”に携わっていただいてる方とのコラボは、独自に単独イベントを開催するよりは、到達点を高いところに持っていけるように感じています。
お客さんに満足できるイベントであれば、収益的にも高いところを目指せますので、こうした方向性は大事にしつつ、また、次の企画に向けて頑張っていきたいと思います。

今後とも、ひとつ、よしなに。

地中海色の深い碧に出逢うイタリアン

DSC07596秋風の中でここでしか感じられない、旬の男鹿を!!

初秋の男鹿の旬の食材をふんだんに使ったイタリアンランチ。
男鹿の魅力をイタリアンな視点から楽しむ・・・「おがーりあ」にQueseraseraも
参加させて頂いております。今回、この企画を頂き本当に美味しい男鹿の食材をいつもとは少し
違ったお洒落なイタリアンランチで楽しんでみませんか?
きっと新しい魅力に出逢えるはず・・・

DSC07597ランチの内容(例:仕入れの都合により変更の可能性あり)
・前菜(イチジクと生ハム)
・プリモ(男鹿産真鯛のリゾット)
・セコンド(男鹿産メバルと野菜のグリル、滝の頭クレソンのソース)
・デザート(男鹿梨幸水とヨーグルトのフローズン、ブルーベリージャム)
・食後の珈琲:この日は特別コラボ企画として珈琲工房珈音さんのブレンドを
お楽しみ頂けます。

日時:2013年9月21日(土曜日) 11:30~14:30
場所:Queserasera(男鹿市戸賀塩浜字壷が沢48)
参加費:お食事代として2,000円頂きます。

イベントスケジュール
11:30~   地元に聞く!~男鹿に生きるまなざしから~                      
12:00~   ランチタイム
14:00~   「赤神と黒神のけんか」切り絵紙芝居上演。
14:30~   解散。(希望者に三の目潟散策案内。)

当日はイベントの為、予約のお客様のみ貸切とさせて頂きます。

お問い合わせ・お申し込みはQueserasera料理・広報担当工藤まで
℡090-6786-2113

ランチの数に限りがございます。(限定15食)お早めにお問合せ頂きます様
お願い申し上げます。

・交通アクセス
お店(Queserasera)は男鹿水族館GAOの高台の駐車場の上にありますので、そのままお車で上までお越しください。
(googleマップ等には「夕なぎ」と表記されています)

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イタリアン de 鯛フェスタ vol.2 フォトレポート

6月18日に、男鹿の真鯛をフューチャーいたしました「イタリアン de 鯛フェスタ」の、第2回を開催いたしました。
先月開催いたしまして、ご好評をいただいたこの企画ですが、定員25名を超えてのお申込みがあったこともありまして、月を改めまして、2回めの会を開催させていただくことになりました。

会場は、前回の駅前のカサディ・フルッタから、東通りのラ・サラに変更に。
今回も23名のご予約をいただきまして、会場はほぼ満席。
ラ・サラさんの店内は広く余裕がありましたので、前回よりもみなさんくつろいだ様子でお楽しみいただけたようです。
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今回も、イタリアの料理や食文化についての話題をスライドを交えまして、イタリア観光ガイドの土田満貴子さんにお話していただきました。
イタリア料理を楽しむだけであれば、イタリアンのお店はたくさんありますが、こうした現地の文化を交えながら会話を楽しめる機会は、他所ではなかなか味わえない体験ではないかと思います。
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店内も明るく、スライドも見やすい位置に設置できましたので、みなさん、土田さんのお話を興味津々で聞きいっていたようです。
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今回もメインを努めましたのは「男鹿産鯛のオーブン蒸ししょっつる風味」です。
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前菜の「タコのサラダ」  「赤唐辛子とにんにくの鯛入りパスタ」
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サプライズのサラダ  きり寄せた「男鹿産鯛のオーブン蒸ししょっつる風味」
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デザートの「ティラミス」
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食事会の最後はオーナーシェフの佐藤さんのご挨拶。
今回も、家庭で楽しめる鯛の調理方法など、いろいろとアドバイスをいただきました。
お料理が好きな方には、ぜひチェレンジしてほしいと思います。
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2回にわたって開催いたしました「イタリアン de 鯛フェスタ」
おかげさまで両回とも、ご好評をいただきまして、たいへんありがたいことだと思います。

今後も、こうしたテーマを持った食事会やイベントを企画して、皆様と一緒に楽しんでいければ、と考えております。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。