CAO 2017 北浦 フォトレポート

本年最初のサイクルアクティビティを男鹿半島は北浦からスタートいたしました。
フォトレポートお届けします。

梅雨の時期のしっとりとしたライドを想定して、毎年開催しているこちらの企画。
今年も曇り空のした、ときどき小雨がパラつくぐらいを予想しておりましたが…

この数日続いた晴天と、空梅雨真夏の日差しによって、おそらく最高気温は30度を超え、今まで開催した中ではもっとも過酷な天候の下でのライドになりました。

用意していった滝の頭の美味しいお水(20L)が、40kmほどのライドで半分以上無くなるっていうのは初。
そーとー皆さん水分補給に気を付けていた模様。
たっぷりと汲んでいって良かった。

真山神社

ここ数年、恒例となりました真山神社における、自転車交通安全祈願。
今年も参加者14名+スタッフ2名で、お祓いを受けてきました。

路上スポーツであるスポーツサイクルは、どうしても不慮の事故を完全回避はできません。
お祓いを受けることで、不運による事故が回避できるなら、後は自分がしっかりと周囲に気を付け、無茶な運転を控えさえすれば事故は回避できる道理。
そういう意味で、精神的な引き締めになるのなら、受けておいて損はないです。

特別にお願いしておりまして自転車もきちんと祓っていただきました。

そして携行に便利な小さなお守りいただきました。
これならライド用の小さなバッグや財布にも収まります。
帰り際に配ろうと思ったら、「今欲しい!」という方がおりましたら、一人配り、二人配り、結局この場で全員に配ることに。

さて、ライドスタートです。

八望台

男鹿半島の景観の中で、1、2位を争うビューポイントでありながら、多くの方々にスルーされている八望台。

ところが自転車乗り的には、標高180m付近の八望台は坂の頂上ポイントの一つ。

世の中には600m以上登っても頂上にバスロータリーしか無い峠もあるわけで、180m程度の獲得標高で、これだけの景観というのは、やはり心惹かれます。

今回は、なまはげライン側から登ってますが、戸賀の浜から激坂をクリアして、そのまま八望台まで上がってくるルートは、距離は短いですがなかなかの斜度のあるコースで、坂好きな人にはチャレンジしてほしいルートではあります。

さて、八望台から戸賀へと向かい下ります。

戸賀

こんな天気の良いは海岸線を走るに限ります。
八望台から戸賀へ降りて男鹿水族館GAOへと向かいました。
(残念ながらGAOの中には入れてないですが)

余所の地域でライド企画をしてる人の話では、これだけ豊富に海岸線にライドルートがとれるというのは男鹿半島以外では難しいとか。

三方向が海に囲まれている男鹿半島は、どこをライドしても必ず海沿いを通過します。
特に、南磯(船川~門前)や、今回の戸賀は、道路のすぐ横が海岸なので、海沿いを走っている感が凄い。

日常の中にスポーツを取り入れられるのは自転車の大きな特徴ですが、こうしたライドイベントでは、日常から離れた楽しみも満喫してほしいです。

ただし、男鹿半島の場合は海岸線から抜けるタイミングで、必ずきつい坂があるのもお約束。
戸賀の旧道は、男鹿半島にライドしにくる方々の、ある意味メッカです。

真っすぐ登るのがつらい!

とはいえ、体力的に不安のある人を無理やり登らせても楽しいコトは無いので、旧道激坂登坂グループと、新しいトンネル道路の方を迂回するグループの2つに分けて登ってもらいました。

それぞれの体力に合わせて楽しんでもらえれば、それが一番ですので。

入道崎

八望台を過ぎてから入道崎までのルートは、下り基調の楽しいコース。
見通しいの悪いコーナーがいくつかあるので、ブレーキングのタイミングだけ気を付けていれば、八望台への登りで疲弊した体を休めながら、抜群の景色が楽しめます。

今回は、猛暑ということで休憩パート多めで進行としては押してましたので、ここはパスして直に北浦に向かってもよかったんですが、やはり晴れた日のこのコースは外したくないなぁと思います。

スポーツサイクルの経験がまだ浅い人は、平地は走るけど、坂には行かないという方々も多数。
もちろん、それで楽しめてるのであれば何も問題は無いんですが、坂を上る楽しみというのはまたそれとは違った楽しみでもあります。

自分がギリギリ登れるぐらいの坂を上り切って、そこから下る…という繰り返しは、何か今までと違う感覚を見つけるきっかけになりますので。

そういう意味で、アップダウンの多い男鹿半島は坂初心者の方に来て欲しいルートがたくさんあります。
登り続けるヒルクライムだけが坂の楽しみじゃないですので。

雲昌寺

ライドイベントの途中で、北浦雲昌寺さんに立ち寄る様になって、もうずいぶん経ちまして、ほんとにいつもお世話になっております。

こちらの雲昌寺は、すっかり紫陽花の名所として全県、全国、果ては海外からの注目浴びるスポットになりまして、この日も天気が良かったこともあり、境内は溢れるほどの人手。


※イベント当日の写真を取り損ねたので、こちらは10日ほど前の撮影です。

車での出入りは大変ですが、自転車は道路が混雑してるあたりから降りて歩けばいいので、より安全に雲昌寺に立ち寄れます。
事前に立ち寄ることをお願いしてたこともあって、境内の端っこ、車の入らない場所に自転車をまとめて置かせてもらって、しばしの紫陽花鑑賞。

初めて来られた参加者の方には、それこそ「見たことのない」風景に感動されてましたし、何度か来てる方々も、やはりここはいい…と実感されてまして。

ホントは、ここでもう少しゆっくりして行きたかったんですが、実はここですでに1.5h押し…汗が引いたぐらいの時間でお寺を後にします。

里山のカフェににぎ

途中、連絡を入れたとはいえ、到着が遅くなったことをお詫びしつつ、里山のカフェににぎで、遅い昼食です。

多少なりと遅くなりそうな予感があったので、入道崎でアンパンorクリームパンを配ったとはいえ、猛暑だったコトもあり、みなさんHPは大きくダウンしてますので、ランチメニューにありつきます。

特製のチリコンカンライスに豚汁。
何でもなく見えて、豚汁には男鹿産クロモが入ってたり、さりげなく地元色を演出してくれてます。

こういう地域の特色が反映されたメニューは、余所から来た人には是非味わってほしい。

無事終了

というわけで、今回のCAOも無事終了。

自走で来られた方もおりますし、わざわざ真山神社まで登ってから解散すりよりも…ということでににぎ前で記念写真を撮りまして解散です。

今回も事故も無く、大きな怪我もなく(ちょっと擦りむいた方おられましたが)、楽しいライドイベントにしていただきまして、参加者の皆様、手伝っていただいたスタッフの皆様には感謝です。

次回は8/27(SUN)の加茂青砂になります。
絶品、肉BBQライドにご期待くだいませ。