サイクルアクティビティ男鹿 2015 no.5 男鹿一周 フォトレポート

男鹿一周というと、スタート/ゴールや、通過地点によって、様々なコースが考えられますが、今回設定したコースは、脇本をスタートで最も正当なコースとも言えます。

距離106km、獲得標高1700m。
大棧橋ラインから、戸賀坂、八望台、真山神社、寒風山といった、名だたる男鹿半島の難所をすべて超えてのコース設定は、これぞ男鹿一周。

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いつも通りの脇本スタートから、半島ルートの鉄則である時計回りに男鹿一周に取り掛かります。

最初の休憩ポイントは門前。

ここでは「ペコリーナ」さんにお願いして作って頂いた「干し柿入りのエナジーバー」。
ナッツとドライフルーツをメレンゲで固めたチョコ味仕上げの特製スイーツ。
固形のモノから補給していくという鉄則に従います。

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なぜかは知りませんが、今回は南磯通過時のペースが今までになく速かったようで、みなさんややオーバーペース気味。
予想以上に体力を消耗した方が多かったようで、いつもより多めの補給休憩になった模様です。

ストレッチをしてる方が、やや多め。

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そして大棧橋。
ここは、前半の最大の山場。
比較的手前側にある最高標高地点(白糸の滝P手前)を超えても、何度も何度も続くアップダウンに打ち勝たないと戸賀にへ向かえません。

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登坂力と、下りでの回復力がすべて。

苦難のアップダウンを超えれば、第2休憩ポイントの戸賀。
この日まで営業していた、期間限定のサイクルカフェにお邪魔します。

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こちらのカフェ運営は、おなじみの「こおひい工房珈音」さんです。

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以前のCAOでも提供していただいた、極上のチョコレートチーズケーキとドリンクメニューで体力回復。
この甘さ(糖分)が、効率よく回復とエネルギーに効きます。

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出発前に、おがーりあジャージ着用者が、かなりの数になってきたので集合写真。
黒と白にGDI(ジロ・デ・イタリア)のピンクをあしらった優しさと強さが同居するジャージの評判は上々です。

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このあとは苦難の戸賀坂を超え、一端に北側の海岸線に出てから、反時計回りに入道崎から八望台へと向かいます。
一見たいしたこと無さそうに見える区間ですが、それはど楽な場所ではないです。

戸賀坂は、男鹿半島ライドではすっかりおなじみになりましたが、半島内でもっともキツイ勾配を誇ります。
ただし、それほど距離は長くはないためにスプリンターヒルともいえる場所。
一度、距離を覚えたら、次からはタイムを狙ってアタックするのが楽しい場所です。

逆に八望台への登りは、緩い勾配&アップダウンが長く続くことになるので、ここまで疲労してきた身体のスタミナが試される場所。

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八望台を超えた後の第3休憩ポイントは北浦雲昌寺。
たびたび立ち寄らせてもらっている場所ですが、いつ来ても、この大きな木造の本堂の威容は素晴らしく、中でゆっくり休むには最適な場所になってくれています。

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再び「ペーコリーナ」さんの「滋養ケーキの梨とブルーチーズ」。
そば粉とレバーを配合、ビタミンB群とレチンが疲労回復、梨はシロップで煮てレモンのクエン酸入り。

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さらに、男鹿半島の五里合中石地区で栽培が盛んな和梨、今旬の「豊水」をたっぷりとご提供。
他にも、バナナに、パンに、塩飴に、と最後に備えて必要なカロリーをたっぷりと補充してもらいます。

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残すは山だけ。
それも2つ。

真山神社は標高160m程度で、なまはげラインからあがると100m程度しか獲得標高がありませんが、今回はあえて海岸線まで降りてからの登りですので、たっぷりと登りを堪能できるコース設定。

男鹿半島のこの地域は、海岸段丘という地形ですので、登って平坦、登って平坦の繰り返し、大棧橋のような下りがないので回復する暇はありません。
中盤戦までで大きくスタミナを消耗してる身体にキツイです。

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とはいえ、カメラを向けると皆さん余裕ですね~

この時点で、問題発生。
予定通りのコースで進むと、時間的にかなり厳しく、ゴールが日暮れ間際になる可能性が高く、その中でも集団走行は若干危険だろうとの判断で、ベテランライダーさん中心の発案でコースを変更することに。

五里合方面へは回らずに、このままなまはげラインを南下。
船川港仁井山の交差点側から寒風山へと挑むコースに変更。
既に脚が残っていないライダーさんは、そのまま茶臼峠を通過してゴールへ。

このあたり、男鹿半島も走り慣れているベテランライダーさんが多数いらっしゃいますし、無用な危険を冒さない判断は実に的確。

男鹿半島の難所をすべて超えてからの寒風山の登りは、355mという標高以上のキツさなのは間違いなく。
最後の登りに挑んだライダーさんの脚力は流石です。

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妻恋峠では、休憩組と、355m展望台アタック組が別れた模様。
この時点で355mに挑む脚が残ってるというのはすごすぎです。

途中コース変更をしたおかげで、残念ながら距離は100kmに到達しませんでしたが、それでも強烈なアップダウンを含む90km近いライドを、全員が事故なく、怪我なくクリアできはことに感謝。
参加者の皆さんのおかげです。

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休憩の場所、タイミング、時間、補給方法などを改善すれば、本来のコースでもなんとか男鹿一周は実現しそうですが、それはまた次回にもちこしです。

久しぶりに乗ったというライダーさんも、普段からばっちり鍛えてるライダーさんも、身体的にはかなりのダメージですので、ゆっくり休息して、また次のライドに向かってほしいです。

男鹿半島を含む秋田で、自転車に乗れる季節はあと2ヵ月も残っていないでしょうから。

♨半島ライド

onsen_3010特別企画!

今回、さる筋からスポンサードを受けまして、緊急かつ特別ライド企画を開催いたします。

半島ライドして。
美味しいお昼を食べて。
温泉に入って帰る!

これだけ付いて、たったの1,000円でのご提供!

男鹿半島は、北限の椿の名所としても知られていますが、今年、その名所をまとめたガイドマップが作成されました。
今回はそのマップから、椿の名所をいくつかピックアップするようにコースを設定。
残念ながら、今は椿の花が咲く季節ではないですが、来年春の男鹿ライドのコース設定におおいに参考にしていただければ。

もしかすると、サプライズ…もあるかも。

また、脚力に合わせてロングコース(63km)とショートコース(25km)をご用意。
ビギナーさんでも、比較的いけちゃう感じの設定です。

男鹿半島をほどよくライドした後には、男鹿温泉郷。
温泉で汗をおとして、ゆっくり、さっぱりした気持ちで帰途につける、少し寒くなってきた季節には至福のプログラムになっております。

なお、温泉入浴後のライドは身体を冷やしてしまう可能性が大ですので、自転車をクルマに積んでの参加をオススメいたします。

(温泉は、現在調整中ですので、詳細はもー少しお待ち下さい)

●日程 :2015年10月11日(日)
●集合 :9時00分 八望台駐車場 ※いつもと違いますのご注意!
●目的地:八望台、男鹿温泉郷
●解散 :15時30分 スタート地点で解散の予定

●定員 :20名(ロングコース10名、ショートコース10名)
●参加費:1,000円
●自転車:スポーツサイクル(ロードバイク、マウンテンバイク、ランドナー、等)

●申し込み方法
メール、お電話もしくはFacebookにてお申込みください。
その際、お名前、住所、連絡先電話番号、メールアドレス、自転車の種類(ロードバイク、MTB等)をご連絡ください。
また、ショートコースかロングコースかも必ずお伝えください。

メールアドレス:infogalia@ogalia.com
電話番号:080-2396-8304
Facebook:松橋和久

※お願い
お申し込みは10/8(木)までお願いします。
また、悪天候が予想され開催中止の場合も10/8(木)までに決定してお知らせいたします。

●ショートコース
今回は各コース毎に、コース設定とメインアテンダントをいつもとは違う方にお願いしました。

ショートコースのメインアテンダントは山内優子さん。

スタートは八望台。
ここから、まずは入道崎へ向かいます。

左手に海岸線を見ながら、下り基調の最高の眺めを見ながらのんびり入道崎へ。

入道崎から、北浦に向けては若干のアップダウンを超えていきますので、ちょっと頑張ってみます。
このあたりには、いくつか椿の名所がありますので、ちょこちょこチェックしながらゆっくり回りましょう。

歴史と伝統のある北浦の町では、港町の風情を眺めながら町中をゆっくり移動して、昼食の「亀寿司食堂」へと向かいます。
港町ならではの新鮮な海産物を使った食材で、美味しいランチを。

そこからはスタート/ゴール地点の八望台へ向けての登りです。
標高0mの港町から、150mまでのミニヒルクライムは慣れない人には、ちょっときついかもしれませんが、ちょっとだけ頑張りましょう。

もちろん、登り切った時の達成感は格別です。

●ロングコース

ロングコースのメインアテンダントは佐藤則康さん。

こちらは北浦は後回しで、先になまはげラインから真山神社へと向かいます。

登りを少し頑張ってクリアしましたら、真山神社にご参拝。
ライドの安全なり、無病息災なり、各々いろいろ祈願しておきましょう。

そこからはなまはげラインを下って、一気に男鹿半島の南側へ。
そこで、いつくかの椿のポイントを回り、かつては巨大な山城があった脇本城跡などをのんびりと。

脇本は離れましたら、寒風山の麓、男鹿の一大水源地である滝ノ頭でプチ給水タイミングを取りながら、五里合、北浦と進みます。

北浦では、ショートコースと同様に、「亀寿司食堂」で男鹿の海の幸をたっぷり満喫。

最後は、ぐるりと入道崎を回ってから、ショートコースとは逆回りで八望台を登り切ってのゴール。

●保険について
サイクルアクティビティ男鹿では、今年はスポーツ保険等には加入しておりません。
少人数で適当な金額の保険が見つからないこともありますが、日常的にスポーツバイクに乗られる方々には、個人的に通年の自転車保険に加入すること の方がメリットが多いという判断もしております。

いくつかオススメの自転車保険をピックアップしておりますので、ご参考に。

・ドコモ サイクル保険
https://www.nttdocomo.co.jp/service/convenience/insurance/cycle_insurance/

・自転車向け保険「ケガの保険 Bycle」
http://www.au-sonpo.co.jp/pc/bycle/

・CYCLE 自転車の保険
http://www.hokende.com/lpo/cycle/

・チューリッヒ・スーパー自動車保険(自転車の特約)
http://www.zurich.co.jp/direct/auto/compensation/other/living.html

●その他
・サポートカーを用意しまして、全体の様子を見ながら移動します。
 クーラーボックスも積みますので、食料含め若干の荷物を預けてもらって結構です。
 怪我、病気(熱中症等)時の対応、急ぎの搬送も行います。

・必要なモノ
 自転車に乗る服装で、ヘルメット、グローブは必ず装着してください。
 整備された自転車で、ライト、ベル、後方反射材等の装備をお願いします。
 飲み物(水、スポーツドリンクなど)
 食べ物(必要に応じて)
 タオル、日焼け対策等は任意で。

 他にも必要と思うものは持参ください。荷物になる場合は車に積みますので。

サイクルアクティビティ男鹿2015 no.5 男鹿一周

たくさんの参加申し込みありがとうございます。
申込期限となりましたので、参加受け付けを締め切らせていただきます。

CAO2015_05
男鹿半島で開催されるサイクルイベントの中でも、随一のコースで開催いたします、CAO男鹿一周。
今年も、開催いたします。
男鹿一周と銘打つ以上は、大棧橋ライン、戸賀坂、八望台、寒風山は欠かせません。

この春からの半年間に鍛えた健脚を存分に発揮していただこうかと思います。

もちろん、競技ではございませんので、タイムやスピードを競うわけではありませんし、各所に設けられた休憩ポイントでは、昨年に続き補給食スイーツを中心にしたフードを用意いたしますので、楽しみながら、苦しみながら、味わいながらの男鹿一周になります。

この機会に秋田の自転車乗りにとっての、ある意味ステータスである「男鹿一周」を仲間と一緒にゲットしちゃいましょう!

●日程 :2015年9月27日(日)
●集合 :8時30分 男鹿市脇本ヤマダ電機”跡地”脇の駐車場に集合
●目的地:男鹿一周
●解散 :16時30分 スタート地点で解散の予定

●定員 :25名
●参加費:3,000円
●自転車:スポーツサイクル(ロードバイク、マウンテンバイク、ランドナー、等)

※お願い
お申し込みは9/24(木)までお願いします。
また、悪天候が予想され開催中止の場合も9/24(木)までに決定してお知らせいたします。

●食事
満腹によるパフォーマンスダウンを避け、補給の効果を最大にするという名目(本当はとにかく甘くて美味しい)のため、今回は補給食スイーツになります。

サイクルカフェ(こおひい工房珈音 http://www.kanon-coffee.com/)
 ・自家焙煎珈琲豆を使ったドリンクメニュー
 ・チョコレートチーズケーキ

ペコリーナ(吉田岳青 http://pecorina.tumblr.com/)
 ・滋養ケーキの梨とブルーチーズ
  滋養ケーキはそば粉とレバーを配合、ビタミンB群とレチンが疲労回復、梨はシロップで煮てレモンのクエン酸入り、

 ・干し柿入りのエナジーバー
 エナジーバーは、ナッツとドライフルーツをメレンゲで固めてチョコ味に仕上げました。

東山長十郎梨園
 ・豊水

ほかに、パン、バナナ、ゼリー、ペットボトルドリンク等を予定

●コース解説
今回も前回の加茂青砂同様に、序盤は男鹿半島の南側のシーサイドコース。
茶臼峠を抜けて、船川のバイパス通りから南海岸沿いを走り抜けます。

門前からは、アップダウンが永遠に続くかのような大棧橋ライン。
前半戦一番の難関です。
登って、下って、登って、下っての連続が、もうここまで来れば大丈夫と思わせることなく、唐突に戸賀に到着するまで続きます。

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戸賀では、この時期に期間限定で「サイクル・カフェ in 戸賀」が開催中ですので、ここに立ち寄って「こおひい工房珈音」のスイーツ&ドリンクで一息。

中盤戦は戸賀の激坂を超えて、一端南側の海岸線に抜けて、反時計回りに入道崎へと進みます。

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入道崎からは今度は西側の海岸線を南下、そのまま八望台を超えます。
進むにつれて徐々に登りの比率があがる場所で、前半に足を使いすぎたライダーにはボディーブローのように効いてきます。

無事に八望台を抜けましたら、アジサイ寺で有名な雲昌寺にて2回目の休憩ポイント。
スイーツ&ドリンクや、男鹿市五里合中石の男鹿の梨で十分に補給を。

終盤は、道路が整備がされている男鹿半島の山二つをこなします。

一つは真山神社で160m。
一つは寒風山で355m。

ここまでのコースで疲労した体には、かなり厳しい終盤戦。

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ですが、ここまでこなしての「男鹿一周」です。
最後の力を振り絞って、ペダルを回して、ゴールを目指しましょう。

●コースマップ

距離106.2km、獲得標高1689mと、上のコース解説でもある通り文句なく今年一番のキツイコースです。
十分に準備をしてきたライダーさんに挑戦していただきたいと思います。

なお、今年はあえてショートコースは用意しませんでしたが、各所でキツい部分をショートカットできるような設定になっていますので、コースマップ等で案内いたします。
初めからショートカットするつもりで参加しても構いませんし、当日、思ったより調子が上がらない場合などには随時ショートカットの利用が可能です。

なお、すべてショートカットを利用した場合のミニマムコースは以下の通りです。

距離69.2km、獲得標高は937mとなりますので、今年は思ってたほど走り込む余裕が無かったな…という方でも当日の頑張り次第では十分にクリア可能なコースです。

●申し込み方法
メール、お電話もしくはFacebookにてお申込みください。
その際、お名前、住所、連絡先電話番号、メールアドレス、自転車の種類(ロードバイク、MTB等)をご連絡ください。

メールアドレス:infogalia@ogalia.com
電話番号:080-2396-8304
Facebook:松橋和久

●保険について
サイクルアクティビティ男鹿では、今年はスポーツ保険等には加入しておりません。
少人数で適当な金額の保険が見つからないこともありますが、日常的にスポーツバイクに乗られる方々には、個人的に通年の自転車保険に加入することの方がメリットが多いという判断もしております。

いくつかオススメの自転車保険をピックアップしておりますので、ご参考に。

・ドコモ サイクル保険
https://www.nttdocomo.co.jp/service/convenience/insurance/cycle_insurance/

・自転車向け保険「ケガの保険 Bycle」
http://www.au-sonpo.co.jp/pc/bycle/

・CYCLE 自転車の保険
http://www.hokende.com/lpo/cycle/

・チューリッヒ・スーパー自動車保険(自転車の特約)
http://www.zurich.co.jp/direct/auto/compensation/other/living.html

●その他
・サポートカーを用意しまして、全体の様子を見ながら移動します。
 クーラーボックスも積みますので、食料含め若干の荷物を預けてもらって結構です。
 怪我、病気(熱中症等)時の対応、急ぎの搬送も行います。

・必要なモノ
 自転車に乗る服装で、ヘルメット、グローブは必ず装着してください。
 整備された自転車で、ライト、ベル、後方反射材等の装備をお願いします。
 飲み物(水、スポーツドリンクなど)
 食べ物(必要に応じて)
 タオル、日焼け対策等は任意で。

 他にも必要と思うものは持参ください。荷物になる場合は車に積みますので。

●年間スケジュール

4/19(SUN) CAOGE(終了)
5/23(SAT) 寒風山(終了)
6/28(SUN) 真山(終了)
8/29(SAT) 加茂青砂(終了)
9/27(SUN) 男鹿一周
10/18(SUN) THE RIDE