サイクルアクティビティ男鹿 2014 no.5 戸賀 フォトレポート

サイクルアクティビティ男鹿も後半戦に入りまして、今回は寒風山経由で戸賀に向かい、男鹿のうめものケ・セラ・セラにてパスタランチをいただき、帰りは男鹿で一番の激坂と言われる、「戸賀の旧道」を登って八望台経由で帰るハードなコースでの設定です。

参加された方のGPSロガーの記録によりますと、走行距離こそ52kmですが、獲得標高は1,112mにもなりますので、今年で一番ハードなコース設定になりました。

とはいえ、競技会でもチャレンジでもないサイクルアクティビティ男鹿ですので、各自がマイペースで走りを楽しんでいただくのが主旨でございます。
ヒルクライムの途中でギブアップされた方は山頂まで車に積んでの移動もオッケーですし、初めから山登りをパスする場合は迂回路も用意しています。
ほかにも、車に積んで他の方と合流しやすい位置まで移動したりと、楽しんでいただくことを第一に対応させていただきました。

今回は参加人数が過去最高の14名。
多彩な参加者が集まってくれたこともありまして、サポートカーも2台体制での実施となりました。

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まずは、いつものスタート地点での集合写真。
まだ4名未到着ですが、この時点でもう多彩。
一番参加が多いのは、秋田市からですが、他にも能代市(2)、男鹿市(3)、最も遠方からは新潟市(1)から。
また、高校生が2名で、さらに50代の方の参加もあり。
自転車に乗り始めて半年ないという方もおりましたし、ほんとにいろいろな方々に集まっていただけてありがたいことです。

そして挨拶の後は、簡単な説明&自己紹介を行って、さっそく寒風山目指して出発しました。

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この日は、秋空に似つかわしくないぐらい日差しも強かったですが、寒風山を脇本側から登る場合は前半戦はほとんど木陰になるので、日差しによる消耗は避けられます。
ただし、ヒルクライムの鉄則は、とにかくマイペースをキープすること。
徐々に前後の差は広がりつつも、みなさん力強くペダルを廻していきます。

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皆さんが妻恋峠に到着いたしましすと、駐車場でいったん休憩。
山肌を抜ける風で、身体を冷まし、あるいは息を整えております。

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そして下りへ。

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当然ですが、下りはスピードが出ますし、寒風山の場合は道も曲がりくねっておりますので、慎重に、かつ大胆なテクニックが要求されますが、まぁ300m程度のダウンヒルですので、ブレーキ多めにかけて下ってもぜんぜん問題はありません。

さて、今回は女性二人の方が秋田市からJRで輪行での参加です。
うちお一人はアメリカ出身と、今回ご参加いただいた皆さんは、ほんとうに多彩。
輪行組のお二人を羽立駅でピックアップいたしましたら、初心者ということで寒風山をパスされた1名を加えて、3名の方を男鹿中まで車に載せて移動。
そこで自転車を組んでスタートしていただきました。

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寒風山組より先行してスタートしましたが、だいたい北浦あたりから合流する感じで、みなさん一路戸賀に向かって進んでいきます。

そして、本日のお昼をいただく「ケ・セラ・セラ」に到着!
まずは、この4名が一番乗り。
速いです。
余裕です。

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各自のペースで走りながら、次々にケ・セラ・セラに到着します。
ここは高台で、風が抜け、海がよく見えて、男鹿で最高のロケーションを持つカフェの一つです。
みなさん汗がひくのを待ちながら、海をみつつ休憩&歓談

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さて、この日のお昼のメニューはこちら。

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・ごろっとミートボールのトマトソースパスタ
・ササミとアボガドのサラダ
・魚介だしのスープ
・食後のコーヒー or 各種スムージー

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スタッフ含めて16名ということで、2部屋に分けてランチです。
自転車乗りが集まると、やはり自転車の話題が尽きません。
サイクルスポーツのメリットの一つに、一人でも自由に始められるというのがありますが、それ故になかなか自転車の話を身近なヒトとする機会がないという話もよくあることです。
ここなら好きなだけ、好きな自転車の話をすることができるというのも、サイクルアクティビティ男鹿の楽しみの一つ。

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さて、本日の昼食を提供頂いた、ケ・セラ・セラ工藤さんの笑顔に見送られて、後半戦スタート。

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単独の坂道としては男鹿半島の中で最も厳しいと言われてる「戸賀の旧道」のアタックです。
最大斜度にして20度を超えるここの坂道は、一度は体験しておくべき道。
初心者はもちろん、体力が十分でない中級者レベルの方々にも、容赦ないペダルの重さが襲ってきます。
平地であれほど軽やかに走るスポーツバイクが、ここでは鉛のような重さに感じられます。

なんとか蛇行で切り抜けるヒト、限界を超えて自転車から降りて押して上がるヒト。
そして全身全霊で駆け上っていくヒト。
ほんとに今回の参加者は多彩のヒトが集まってくれました。

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八望台では参加者の自転車に機材トラブル発生。
すかさず詳しい人達が工具を取り出し、応急処置にかかります。
飛行機の中で急病人が発生した際に、お医者様を募るのに似ていますが、なにしろサイクルアクティビティ男鹿には、自転車の好きな人の集まりですので、数名の方が中心になって調整を図ります。

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どうも部品の変形も絡んでいるような不具合でしたので、走行可能なレベルへの調整と、部品交換に関してのアドバイスをしてもらって、再び走り始めます。

最後は、なまはげラインを通って、出発地点の脇本に向かいます。
そこそこアップダウンのあるコースですが、寒風山や戸賀の激坂に比べれば走りやすい部類のコースです。

今回も、参加14名全員が、事故無く、怪我無く、無事に出発地点の脇本に戻ってこれました。
これは本当になにより。

回を重ねる毎に徐々に参加者も増え、多彩な方々に集まっていただけるようになりまして、本当にありがたいと思っています。
スタッフの手の回ってない部分も、自転車スキルの高い参加者さんに助けられつつ、少しずつ男鹿半島と自転車乗りの縁を深めていける実感がわいてきています。

余所の大きな大会やチャレンジイベントでは個人競技としての面が強く出がちですが、サイクルアクティビティ男鹿の場合は、参加した全員がお昼を一緒に食べたり、要所要所で休憩をいれながら参加者同士の交流を深めたりと、他とは違った面がはっきりしてきました。

こうした形式、こうした雰囲気が醸成されてきたのも、今回はもちろん、今まで参加して頂いた参加者に恵まれてきた結果だと思います。
今までの全ての参加者の皆さんに感謝したいと思います。

さて、次回は9月28日(日)。
門前経由で加茂青砂に向かい、みんなでBBQを楽しみたいと思います。
さほど凝った形式を考えてるわけではありませんので、早めに募集告知したいと思いますので、もう少々お待ちください。

サイクルアクティビティ男鹿 2014 no.5 戸賀

サイクルアクティビティ男鹿2014も9月に入って後半戦のシリーズに入ります。

後半戦の1回目は、寒風山から戸賀にいたるダイナミックなコースをご用意。
お昼は、戸賀湾の見晴らしのいい高台にあるケ・セラ・セラで、パスタランチをいただきます。

●日程 :2014年9月6日(土)
●集合 :9時30分 男鹿市脇本ヤマダ電機脇の駐車場に集合
●目的地:寒風山、戸賀(ケ・セラ・セラ)
●解散 :14時30分 脇本で解散の予定

●定員 :20名
●参加費:2,500円(パスタランチ、ドリンク付き)
●自転車:スポーツサイクル(ロードバイク、マウンテンバイク、ランドナー、等)

※ご注意
今回は、お昼の予約をする都合で、お申し込みは9/4(木)までお願いします。
また、当日キャンセルをしてしまうとお店にご迷惑をかけてしまいますので、天候などによる開催可否も9/4(木)までに決定してお知らせいたします。

スタート地点はいつもどおり、男鹿市脇本のヤマダ電機脇の駐車場です。
ここから寒風山の妻恋峠を目指します。
今年のサイクルアクティビティでは最高標高になる300mの峠越えをしましたら、一気に下山して滝川から北浦、戸賀に向かうコースです。
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戸賀の高台にある「男鹿のうめもの ケ・セラ・セラ」は、最近、情報誌や新聞、ネット等で話題のお店です。
もともとは民宿だった建物を、そのままカフェとして利用しているお店で、古い日本家屋の良さを残した建物です。
本格的なレストランにはない、アットホームな雰囲気と親しみのある味わいが人気のお店です。
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この日は、旬の男鹿の食材を中心にしたパスタランチを予約してます。
こちらで提供している珈琲は、太平にあるアメヤ珈琲さんの自家焙煎ブレンド。ケ・セラ・セラのために特別にブレンドしていただいた「夕凪」「三の目潟」をご用意。

店主の工藤さんが制作した切り絵紙芝居をあしらったドリップパックは、お土産としても好適な素敵なアイテムになっています。
男鹿の民話を元にした優しいデザインで、裏側にはちゃんと紙芝居のお話がプリントされてますので、民話のお勉強にも使えます。
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最後は、希望者による戸賀の旧道ヒルクライムを開催。
最大20%を超える急勾配は、自転車仲間への自慢話にぴったりです。
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帰りは、八望台からなまはげラインを通って、最後は茶臼峠を越えてゴールです。

今年のサイクルアクティビティでは、寒風山と戸賀旧道の二つのヒルクライムになりますが、脚自慢の方も、そうでない方も、ご参加をお待ちしております。

●コースマップ

●申し込み方法
メール、お電話もしくはFacebookにてお申込みください。
その際、お名前、住所、連絡先電話番号、メールアドレス、自転車の種類(ロードバイク、MTB等)をご連絡ください。

メールアドレス:infogalia@ogalia.com
電話番号:050-7301-7514
Facebook:松橋和久

●その他
・サポートカーを用意しまして、全体の様子を見ながら移動します。
 クーラーボックスも積みますので、食料含め若干の荷物を預けてもらって結構です。
 怪我、病気(熱中症)時の対応、急ぎの搬送も行います。

・必要なモノ
 自転車に乗る服装で、ヘルメット、グローブは必ず装着してください。
 整備された自転車で、ライト、ベル、後方反射材の装備をお願いします。
 飲み物(水、スポーツドリンクなど)
 食べ物(必要に応じて)
 タオル、日焼け対策等は任意で。

 他にも必要と思うものは持参ください。荷物になる場合は車に積みますので。

●年間スケジュール
9/28(日) 加茂青砂(シーフードBBQ)
10/19(日) 男鹿一周(お寺巡り、補給食ランチ)
11/ 8(土) 船川(紅葉の大龍寺)     ←ママチャリOK

サイクルアクティビティ男鹿 2014 no.4 船越 フォトレポート

夏真っ盛りの7月26日。
サイクルアクティビティ男鹿2014の第4回目、船越を開催いたしました。

今回も、前回の北浦同様、買い物自転車(ママチャリ)でも参加OKのゆる~い形式での開催。
ショートコースの中で、お菓子屋さんを2軒はしごして、最後は地元スタッフのガレージ軒先を借りた甘味パーティーという甘~いイベントになっております。

今回は6台の自転車での開催。
ロード2、折り畳み2、ミニベロ1、ママチャリ1と、普段の9割方ロードという割合とはだいぶ違います。
うち、新規の参加者さんが2名でした。
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最初は、集合地点の脇本にあります湧水をご案内。
火山である寒風山の周辺は、湧水には事欠かない地域ではありますが、住宅街からすぐそばにある湧水というのは、多くはありません。
その昔、脇本にあったという大城の殿様が、お茶会を開くときに用いた水とされる「茶の水」。
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湧水らしく夏でも冷たい水が、ちょっと控えめに流れ出ています。
20Lのタンクを入れるのは大変そうですが、サイクルボトルぐらいならすぐ一杯になります。
昔は生活に欠かせない湧水だったと聞いていますが、現在は上水道の普及で利用者は減っているものと思われます。
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続いて、脇本城趾の登り口にある案内板を前に、かつてこの上に、東北有数の巨大なお城があったこと。
その没落後に、残念ながら城も朽ちて残っていないこと。
などなど、地元のスタッフがご案内。
一説には、この城があった岬はもっと海側に伸びてい、砂と泥という弱い地層のせいで、すでに海中に没してしまったとも言われているようです。
真偽のほどは、今のところ定かではないようです。

ここからは脇本漁港からのシーサイドライド。
天気もよく気温が高かったものの、潮風が気持ちよくて、ゆったりとしたライドになりました。
ちなみにこのコースは、船越→脇本間をバイパスを通らずに抜けられる男鹿半島の自転車乗りなら、覚えていて損のないルートです。
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船越では第1目標地点の「甘楽」さん。
小さな和菓子屋さんですが、工夫をこらした商品が並んでいて、夏限定スイーツもあったりと、なかなか楽しいお買い物。
だいたい予想通りの買い物量になったのはご愛敬。
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続いて第2目標地点の「ボンヌ」さん。
こちらはカラフルなケーキやシュークリームが並ぶ洋菓子屋さん。
ここでも、和菓子と洋菓子は別腹という感じで、みんさんお菓子を買い込んでおりました。
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最後は、おがーりあ地元スタッフのガレージ軒先で、アウトドア用のイス・テーブルを並べての甘味パーティです。
あらかじめ準備しておいたアイス珈琲、アイスティー、ドリンク類や、差し入れの冷やしたメロンを切りながらの飲食&歓談の時間となりました。

ちなみに、この日は船川港の埠頭でロックフェスティバルも開催されていて、風向きのせいなのか、はっきり曲が分かるレベルで音が響いていました。
これはクレームの一つ二つ出るよなぁ…などと言いながら、楽しい時間を過ごさせていただきました。

解散はいつものように、各自の予定に合わせての自由解散です。
それなりにお菓子を食べているとはいえ昼食はまだですので、お昼過ぎには解散という流れに。

参加された皆様、お手伝いくださったスタッフの皆様、ありがとうございました。

サイクルアクティビティ男鹿2014は、9月からは後半戦、少々ハードなコースも登場してきますが、これからも自転車を使って皆様と楽しい時間を過ごせるように、頑張っていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。