1月16日、男鹿半島でXCスキーを楽しむスノウアクティビティ男鹿、開催いたしました。
今年も昨年に続いて暖冬となり、十分な積雪があるのかが心配されました。
幸いにも直線に、まとまった積雪があったおかげで、期せずして新雪が積もった絶好のXCコンディションで迎えられました。
集合場所は、男鹿の総合運動公園。
通常のスキーはともかく、参加者のほとんどがXCスキーは初めて。
なお、XCスキー用具一式は、おがーりあスタッフで揃えたものが豊富にありますので、皆様手ぶらでの参加です。
通常のスキーとの違いは、靴とスキー板をつま先のみで固定し、踵は自由に浮き上がるようになってるところ。
なので平地でも、上り坂でも、かかとを上げて、歩く要領で進むことができます。
かつ、山遊び用のXCスキーは裏面に凸凹が施されてるために、後ろに滑りづらい作りなので、初心者であっても、けっこうな勾配を問題なく登れます。
そういう意味では、山遊びの一番のツールと言っていいかも。
まずは陸上競技場の、まわりの歩道をかるく周回しながらコツを掴みます。
コツと言っても、基本の足の使い方は、歩くのと一緒。
初心者の方でも、問題なく滑り出せました。
これといって練習が必要というコトもなく、自分のペースで、自分の進みたいように進める。
誰でも、十分に楽しめるのがXCスキーのいいところです。
慣れてきたら、運動公園内の遊歩道のアップダウンも試してみます。
登りはぜんぜん問題ないですが、下りは少々慣れが必要。
踵が固定されていないために、スキーの向きを自由に変えるのには、少々難儀します。
ここは唯一練習が必要なところかもしれません。
みなさん、一通りXCスキーに慣れましたら運動公園内の体育館にてトイレと補給を済ませて、いよいよ山へと向かいます。
XCスキーの一番の遊び場は、なんといっても冬の山ですから。
今回は、寒風山の中腹、田中側から林の中の舗装路を抜けて、玉ノ池に抜けるコースで山遊びを楽しむことにしました。
往復でだいたい1時間ちょっと。
アップダウンはあるものの、比較的なだらかなのでビギナーにもぴったりです。
冬の里山は、大きなスキー場のようにたくさんの人がいるわけでもなく、イベント参加者だけで独占です。
野鳥や、小動物の足跡など、それほどスピードが出ないからこそ楽しめる野生との出会いもありますし、葉の落ちた木々は夏には想像もつかないほどの開放的な景色を見せてくれます。
急いで滑り降りるわけでもなく、大きく体力を消耗するわけでもなく、各自のペースでのんびり楽しめます。
やはり冬の山遊びにはXCスキーが最適と言えるんじゃないですかね。
いやー、何か皆さん楽しそうです。
最後に本山が一望できる開けた場所で記念写真。
こんなところ、普段は来ませんからね~
今回は、午前中のみのアクティビティで、お昼は船川にあります「省吾」にて。
それぞれ思い思いのメニューを頼んで、運動のあとの美味しい食事を堪能いたしました。
初回の開催ということで、まだまだ改善すべきところは多々ありましたが、スキー初心者でも十分に楽しめるというのが実感です。
雪の様子を見ながら、早急に第2回めを企画したいと思いますので、乞うご期待!