いよいよ今年も、スポーツサイクルの季節が到来いたしましたが、今年の男鹿半島は、今までとはちょっと違う。
GREAT EARTH 男鹿半島なまはげライド
日本各地で「地球をあそびつくせ!」を合い言葉に、サイクルイベントをはじめさまざまなスポーツアクティビティを開催している「GREAT EARTH」が、来る5/9、5/10に男鹿半島を舞台に開催されます。
これに向けて、秋田県内のライダーさんが、こぞって男鹿半島で練習するのを、よく見かけるようになりました。
4年前から、小さいながらもサイクルアクティビティを仕掛けてきました、おがーりあCAOとしましては、黙ってみてるだけでは面白くありません。
せっかくですので、GREAT EARTHと同じコースを使ってプレライドを実施することにしました。
とはいえ、コース自体がまだ未発表のため、あくまで予想コースとすること。
春先の雪国ライダーにとって、いきなり100kmはきついので、平坦部分をカットして80kmに収めること。
このあたりを踏まえたコース設定が以下の通り。
関係者さんとお話する限り、検討中のコースにだいぶ近いようですので、本番に向けた練習用のコースとしては十分のようです。
ロングコースには補給食が良い
昨年の男鹿一周には及ばないものの、それに次ぐハードなコース設定ですので、途中でガッツリ食事を取るというスタイルは向きません。
というわけで、途中3ヶ所の休憩ポイントで補給食を提供することにしました。
例によって、パン、スイーツ盛りだくさんで、参加者さんのメンタルをば支えることにいたします。
補給食を買いに行ったのは次のお店。
パン工房 クネーテン
秋田市御所野にある人気のパン屋さん。
今回は、こちらのイベントに合わせて、カロリー高めの特製のパンを用意いただきました!
パティスリーフランセ メゾン・ナカ
秋田市手形に、お店をかまえるオシャレなケーキ屋さん。
オーナーパティシエは、男鹿市出身で、フランスまで修行にいった実力の持ち主。
実は、うちのスタッフの同級生です。
ケーキをお願いするのは事前に依頼してましたが、直前にこーゆーのをお願い…っていう急なリクエストに、苦も無くあっという間に4種類20個近いケーキを作ってしまった腕前は流石。
残念ながら、1種類しか写真には残せずで、申し訳ない~
あと、焼き菓子としてパウンドケーキなど。
こちらも5種類ぐらい買い込んできました。
和菓子工房 甘楽
男鹿市船越にある小さな和菓子店。
お店ができたのは割と最近ですが、余所でずーっと職人として活躍されてた方で、腕前の方は確か。
今回は、お団子など。
みたらしとあんこを半々で調達してきましたが、予想以上にみたらしが人気でして、カメラを向けたときには、もうこれしか…
ほかに定番のバナナ、さっぱりしたりゼリー、各種ドリンクを用意して準備万端です。
脇本からスタート
集合場所は、いつもの通り脇本ヤマダ電機脇の駐車場。
今年は集合時間を若干早めまして9:00集合。
今回の参加者は18名。
うち7名の新規参加の方にお集まりいただきました。
定員20名をうたいながらも、この時期に80kmの距離と1000mを超える獲得標高はけっこうキツイですので、この半分ぐらいの人数を予想してましたが、ほぼ定員近いお申し込みをいただき、企画した側としても嬉しい限り。
さっそく諸注意、コース説明を済ませまして、最初の休憩&補給地点の門前に向かいます。
写真は、足慣らしの茶臼峠から下りてきたところ。
この区間はほぼフラット。
その上、皆さん、まだまだ脚がフレッシュですので、かなり気合いが入った走りを見せてくれます。
若干、オーバーペースかな~という方もちらほら。
最初の補給地点では、クネーテンのパンと、メゾン・ナカのパウンドケーキ。
普通であれば、カロリーオーバーで、とても食べられないほどのカロリーですが、この日に限っては、食べないと走りきれません。
食べないといけないんです。
仕方が無いんです。
皆さん、次々とハイカロリーなパンとスイーツを平らげていきます。
パウンドケーキも良かったですが、特別にお願いしたパンは、もの凄く好評でした~
急峻なアップダウンが続く大桟橋ライン
門前から戸賀に続く、大桟橋ラインは急峻なアップダウンが続く一番の難所。
最高標高200mをはじめ、ここから先はアップダウンしかありません。
GREAT EARTH本番でも、一番のポイントになるところです。
無事に難所をクリアできれば、戸賀で再びの休憩&補給。
昨年まで喫茶店を営業されてた場所を、今回はオーナーさんのご厚意で特別にお貸ししていただきました。
メゾン・ナカのケーキは”先着順”です。
4種類のケーキの中から、先に着いた順番に選んで食べられる特典付き!
ゆっくり腰を下ろして、自転車談義に花を咲かせつつ、スイーツとカロリーを満喫します。
ロングライドですので、ゆっくり休める建物で休憩できるのは休まります。
戸賀の急坂&入道崎の芝生
昨年のCAOでも登場いただいた戸賀の急坂。
短いながらも、瞬間最大で20%の傾斜を誇る、大桟橋ラインとはまた違った難所の一
つ。
おがーりあ的には「ミニ・ゾンコラン」とでも呼びたいところです。
※「ゾンコラン」は、イタリアにある有名な山岳峠の名前で、ジロ・デ・イタリア(イタリアを1周するサイクルロードレース)でも、度々勝負所になる急坂です。
GREAT EARTH本番でも、ここをコースの最終盤で迎えることになるため、そうとう厳しい場所になるのは確か。
ここをクリアしてしまえば、あとは下り基調で入道崎に向かいますので、ようやく一息つける区間です。
そうして到着した入道崎は、この日は芝生も乾いていて、身体を伸ばして、ゆっくりできる絶好の休憩ポイントになりました。
天気の良い日に、ライド休憩がてら、ここに寝っ転がる…っていうのもアリですね~
真山神社で最後のヒルクライム
入道崎を出発いたしましたら、男鹿温泉郷の方に回ります。
GREAT EARTH本番でスタート&ゴール地点になる「別邸つばき」の前を通過して場所を確認しつつ、なまはげラインに向かいます。
※ちなみにWebマップ等では、以前の名称である「男鹿グランドホテル」と表示される場合もありますのでご注意を。
この日最後のヒルクライムポイントは、なまはげ直売所から、真山神社まで。
標高差150mで、勾配も急峻とまではいきませんが、それでもここまで脚を使ってきた参加者さんには相当キツい登りです。
最後の休憩&補給ポイントの真山神社(の駐車場)では、甘楽さんのお団子を振る舞います。
みたらしと、あんこを半々準備いたしましたが、予想以上にみたらしが好評。
ここまでスイーツ系の補給が続いたので、ちょっと変わった味わいが好まれたのかもしれません。
こーゆーのは、提供してみて、参加者さんの反応を見てみないと分からないです。
今後の参考にさせていただこうかと思います。
ここまでたどり着ければ、あとは難所と呼ばれる場所はありません。
北浦から五里合にかけての海岸線を走り、若美の田んぼの中の道を抜けて、スタート地点である脇本に戻って参りました。
なんとか皆さん全行程をクリアいただきました!
お疲れ様です!
補給食があればいける
今回のコースは、GREAT EARTHのロングコースをベースにした、それなりに厳しいコース設定ではありましたが、多少体力に不安があっても、豊富な補給食さえあればいけます。
GREAT EARTH本番でも、今日以上の補給食が用意されるらしいですし。
普段のライドでは、どうしてもカロリーメイトやパワーバーなんかで済ましちゃいがちですが、ちょっと凝った補給食を買い込んだり、自分で作って持って行った方が、ライド自体のパフォーマンスを発揮できそうです。
というわけで、今年もおがーりあCAOでは、ライドと食事を組み合わせた、新しいライドスタイルを生み出すべく、いろいろと試行錯誤を続けてみたいと思います。
みなさま今年もよろしくお願いいたします。