今年8回目のサイクルアクティビティ男鹿は、超ショートコースながらも一年を締めくくる素敵なイベントとなりました。
集合場所は、いつもと違って船川のマリンパーク。
おかげさまで、この上ないライド日和の好天でしたが、朝は風が少し寒かったです。
今回は複合イベントの形になっていて、総参加者25名のうち半分の13名が自転車ライドからの参加です。
夏頃から制作をスタートしていた、おがーりあのイベントジャージがついに完成!
今日がCAOデビューになりまして、この日は4名の方に着用しています。
また、左端のロードバイクには、チャイルドトレーラーが連結されてまして、CAO初のお子様連れの参加です。
こーゆーのは長距離イベントでは実現できませんので、ショートコースでのイベントも工夫次第で、まだまだいろいろと楽しめるっていう感じです。
まずは最初に向かったのは、船川にあります男鹿教会。
観光名所でも無い、一般の教会に入ることはほとんどないでようし、これは貴重な体験でした。
牧師の岡田いわおさんから、いろいろと教会について教えて頂きました。
このあとは、オルガン伴奏に合わせて参加者全員で賛美歌を歌わせていただきました。
意味のある場所で、意味のある歌を歌うことに、ちょっとした感動を覚えます。
奥様には、おがーりあの別のイベントでも、フルート演奏でお世話になっております。
いつも本当にありがとうございます。
この後は、大龍寺に向かいまして、ヨガ教室から参加される方々と合流。
ここから総勢25名となります。
今回は、秋田市内でヨガ教室を開かれている守屋直子さんに来ていただいて、お寺でヨガを開催していただきました。
一般的なイメージと違って、ヨガというと静かな、ゆっくりとした、軽い運動のようなイメージがあるかと思いますが、体験してみると、ちょっと違うようです。
呼吸を意識しながら、自分の身体の隅々まで手を入れていくような感じ。
けっこうな運動量で、1時間のコースが終わった時には、全員汗だくでした。
普段からヨガをやってらっしゃる方々も、お寺という場所で行うヨガは新鮮だったようです。
いつもと同じスポーツでも、違う環境で楽しむ事で、また違った感覚を覚えることは実は見過ごされがち。
これもスポーツの楽しみ方の一つだと思います。
気持ちよく身体を動かした後は、お待ちかねのグルメストアフクシマさん特製のお弁当。
地元食材をメインに選りすぐりの素材に存分に腕を振るっていただきました。
見た目も意識したパッケージングに、間違いの無い味付け、一緒に添えられた料理と素材の説明書きと、食べる人の気持ちに添った丁寧な仕事ぶりです。
ときどき、イベント出店で秋田市内にも出掛けて行ってるので、秋田市からの参加者さんもお店の名前は知ってらしたようですが、イベント出店は揚げ物が多いですので、お弁当は初めてのはず。
こうした丁寧で、美味しいお弁当は事前に注文したときのみの特製ですので、この日は存分に味わっていただきました。
けっこう分量のあるサイズでお願いしたんですが、女性の参加者を含めてほぼ皆さん完食でした。
食休みをしながら、自転車談義、ヨガ談義を交わした後は、大龍寺の三浦賢翁さんに、お寺の中を案内していただきました。
大龍寺は非常に古い歴史のある、それでいて広い大きなお寺です。
様々な歴史や、まつわる仏像などを丁寧に説明していただきました。
裏手にある鐘撞き堂で、鐘を撞かせていただいたり、境内のわき水をいただいたりと、中を散策してるだけでも飽きません。
お寺の中を一回りしましたら、最後は坐禅を組ませていただきました。
普段の生活では、まず体験することのない坐禅。
もちろん、1、2回体験しただけで多くの事を得られるわけではないですが、自分の生活の中に、別の新しい切り口が見えるような感覚は確かにありました。
このあたりは、参加者それぞれ、全く違った感覚を覚えたんのではないかと思います。
これで、イベントは一通り終了です。
おかげさまで、今回も事故や怪我もなく、皆さん無事に楽しんでいかれたようで何より。
この日は、とにかく天気が良くて、自転車ライドに向いていただけでなく、大龍寺の境内の紅葉も最高の状態でした。
特に、お寺の裏側、お墓のある場所の近くの紅葉を中心にした彩りは圧巻。
イベント終了後は、皆さん思い思いに紅葉を楽しんでから、帰途に就かれた様子です。
これにて、今年8回(+1)にわたって開催させていただいたサイクルアクティビティ男鹿2014も、無事に全ての日程を終了することができました。
手伝って頂いたスタッフの皆さん。
お昼や補給食でご協力いただいた飲食店の皆さん。
休憩所や、会場として、場所を貸して頂いた各施設の皆さん。
そして何より、ご参加いただいた参加者の皆さん。
皆さんのお力で、素晴らしいイベントに育てていただいたと思っております。
本当にありがとうございました。
春先にスタートした時点では想像もしなかった展開を迎えたことも多々ありましたし、その意味では余所にはないイベントとして一つの形を為すことができたように感じています。
来年以降も、現状に甘えることなく新しい展開も意識しながら、参加者の皆さんが自らの手で育てていけるような、そんな場として機能するようなイベントになれるように継続していきたいと思っています。
その時には、またよろしくお願いいたします。