今回は、男鹿半島の南側、通称「南磯」と呼ばれる海岸線の風景を楽しみつつ、後半のアップダウンが続くコースで加茂青砂までのライドとなりました。
お昼は、プロの手による本格BBQを楽しんでいただきました。
●コースマップ
集合場所は、いつもの通り脇本のヤマダ電機脇の駐車場。
今回は17名もの参加者となりました。
決してメジャースポーツではないスポーツサイクルですが、特に大きな大会でもないイベントに、これだけの人が参加してくれるのは本当にありがたいです。
今回は、ベテランライダー3名の方に、ビギナーさんのサポートをお願いしました。
CAOでは、基本的に各自がマイペースで走ってもらう形で開催してますが、参加者が増えるに従って、スタッフだけで全てのライダーさんをサポートするのが徐々に難しくなってきています。
というわけで、今回は常連のベテランさんに、ビギナーさんのサポートや、アドバイスを直接受けられる形でお願いさせていただきました。
ベテランのライダーさんは、自転車のスキルや知識だけでなく、自転車での楽しみ方もよく分かってる方々ですので、そうした部分も、ビギナーさんと共有しつつ、良い形ができないか、これからも模索していきたいと思います。
天気が良い日に、南磯を走るのは最高に気持ちいいです。
フラットな海岸線。
左手の次々と姿を変える海岸線と、右手の本山を中心にした山並みが近づいてくる感覚は、南磯ならでは。
途中、先頭を走るスピードライダーさん’sの1台がパンク。
みんなで止まって一緒に修理して、最後尾に下がるも…やっぱりこのメンバーが先頭で加茂青砂に到着したりします。
若いって凄い。
門前を抜けると、断崖絶壁と切り立った山際の間を走る、クリフサイドになります。
山裾の絶壁に、ある意味、無理矢理作ったこの道路は、たびたび崩れたりするような難所ですが、自転車乗りにとっては最高のアップダウン。
苦しい上りも、山岳ヒルクライムのようにずっと続くわけではなく、限界を迎える前に下りにかかります。
この繰り返しは、本人が思っている以上に、自分のパフォーマンスを引き出してくれるはず。
この達成感はなによりのご褒美です。
加茂青砂ではBBQ!
例年は、仲間内でのフツーのBBQですが、今回はプロです。
と言いますか、正直スタッフ含めて20人分のBBQを、周りにお店もなく、途中材料の追加とかなしに過不足なく提供するとなると、プロの感覚がないと難しいというのもあります。
というわけで、以前の鯛フェスタの時もメインの料理を提供してくれた、ペコリーナの吉田シェフにお願いしました。
(写真は以前の鯛フェスタの時のです)
まずは、この塊肉!
こんなの怖くて、プロじゃなきゃ焼けません。
手前の大きいのが一枚数千円とか…うわ~
次々と皿に並ぶBBQ料理を味わう参加者の皆様。
ライド&イート。
乗ったら、食べる。
ただ、それだけでも楽しいのに、プロのBBQはやっぱり違います。
あーっという間にメインの肉は突きましたが、続いて出てくるミートに、シーフードに、ポテトに、トウモロコシ…などなど。
自転車が映り込むBBQは、自転車乗りから見ると地味に楽しい光景
さらには、ちょっとしたお楽しみに、手作りバウムクーヘン作りなど。
加茂青砂での海岸BBQで満腹し、そこそこ腹ごなしを出来ましたらいよいよ出発。
その前に恒例の集合写真!
行きでスタミナを使った分と、加茂青砂で満腹になった分、ライドのパフォーマンスは落ちますが、みなさん全力でペダルを回していきます。
ビギナーさんも苦労しているようでしたが、今回はベテランライダーさんのサポートや励まし、アドバイスで力を振り絞ります。
大きなアップダウンコースを抜けて鵜ノ崎までくれば、もうあと少し。
最後の休憩で、ちょっとまったりしてる皆様。
この頃には、日も傾く感じで、これもまた男鹿半島、鵜ノ崎海岸の綺麗な1コマ。
そして茶臼峠を抜けまして、出発地点の脇本に無事到着。
今回も、全員事故無く、怪我無く、帰ってこられまして本当になによりです。
これも参加者&スタッフのおかげでございます。
サイクルアクティビティ男鹿は、大きな大会でもありませんし、毎回数名のスタッフで開催する小さなファンライドイベントですが、同じファンライドと言っても、実際はいろいろ。
自転車を楽しむ。
自転車で楽しむ。
自転車で行って楽しむ。
自転車で集まって楽しむ。
こうした要素を上手く、バランスよく織り合わせていくことがポイントなのかと思ってます。
次回は男鹿半島一周を予定していますが、より楽しめるようなコース設定、企画ができるように引き続き頑張りますので、みなさま、よろしくお願いします。