「イタリアをモチーフに、自由な発想を企画する」をコンセプトに活動している団体「おがーりあ」。これまでは主に秋田市・男鹿市で食イベントを開催してきましたが、今年度より、ご縁の出来た場所でイタリア的な視点を取り入れた企画を仕掛けていくことになりました。
その第2弾となるイベント会場は、能代市の「咲く✿咲く」。「Il momento italiano(イル・モメント・イタリアーノ=イタリアな時間)」と題し2回に分けての開催となりました。
☆パート1 7月23日(土)能代の野菜でイタリアン
「常盤ときめき隊」の朝採り新鮮な野菜を使い、「おがーりあ」メンバーでもある吉田シェフ(@料理教室ペコリーナ)がオリジナルのイタリアンメニューに生まれ変わらせ、おがーりあテイスト満載のランチ会となりました。
メニューは・・・
前菜…トウモロコシのフラン、能代野菜のしょっつるバーニャソース
ピッツァ…ホタテひもとモロヘイヤ、海苔のピッツァ
パスタ…自家製パンチェッタと夏野菜のカポナータ スパゲッティ
メイン…八幡平ポークのロースト、彩トマトのプッタネスカソース
デザート…生姜風味のパンナコッタ、メロンのコンポート添え、でした。
忙しい中、何とか撮れたお料理の一部をご紹介します!
美味しそうでしょう~!
こんなに彩りの良いお料理写真を見てしまったら、食べたくなっちゃいますよね?
というわけで、実は、この日は8月6日(日)に開催するパート2への腕慣らしも兼ねてのランチイベントなのでしたが、飛び込み参加もあり満員御礼。パート2への集客も、充分見込めそうな手ごたえを感じられるイベントとなりました。
また、この日の能代は快晴!
夜には「能代の花火」が開催されるということで、「咲く✿咲く」まで自転車で来られた人には特別に、能代の花火升席に先着6名をご招待というオプションを付けてみました。
ランチイベントから花火までは時間があるので、自転車で近くを散策出来たら楽しいだろうなと思い、そっち系の方々の参加を見込んでいました・・・が!何と申込者ゼロ…(>_<;)
「咲く✿咲く」オーナーの能登さんに無理なお願いを聞いてもらったのに、非常に残念。。。
でも、ここでしょげていても仕方がありません。
せっかくの升席が勿体ないので、スタッフYが、ここぞとばかりに独占で楽しんできましたよ~♪
真ん前に上がる迫力の花火、結構な近距離で見上げていると首が痛くなるので、しまいには升席に寝っ転がり(笑)まるで花火が降ってくるような煌き・・・。
適度な風もあり、ひとつひとつの花火が紺色のキャンバスにくっきりと描かれ、お陰様で疲れが吹き飛ぶくらい贅沢な時間を過ごさせていただきました。
☆パート2 8月6日(土)おがーりあ夏祭り
前回のランチイベントで「おがーりあ」が提供する食イベントの手ごたえを感じつつ、改めて能代の役七夕で賑わう能代に潜入!「おがーりあ」プロデュース・イタリア的「縁」日の開幕です。
午前はメンバーである佐藤マスター(@こおひい工房珈音)によるコーヒー講座で、良い香りに包まれながらのスタートとなりました。
豆の特徴を生かした淹れ方で、自分に合った豆・飲み方を探し出す。奥深い香りを楽しみながら、数種類を飲み比べていました。
この日使用したのは、「珈音ブレンド・珈音ブレンドダーク・エチオピア・グァテマラ・フレンチマンデリン」の5種類。
気になった方は、ぜひ男鹿市五里合にあるお店で確かめてみてくださいね!
昼にはランチを求めてお店の常連さんが顔出し。前回同様、「おがーりあ」メンバーでもある吉田シェフ(@料理教室ペコリーナ)による「おがーりあ」特製のメニューでお迎え致しました。
特に、朝採り新鮮なトマトをジューサーにかけ、クリーミーなスープに仕立てたソースと、バジルが香るお肉を具にした「イタリアンそうめん」はサッパリとした冷製パスタの感覚でいただけると好評でした。
昼頃からは「おがーりあ」の会長でもある土田満貴子によるイタリア文化講座です。
土田会長は、ご自身がイタリアに14年住んでいた経験を活かし、現在オーダーメードのオリジナル旅行企画の主催と、イタリア語講座などされています(@クリエイション・マキ)。
今すぐにでもイタリアに行きたくなってしまうような素敵な写真を魅せながら、見どころや穴場の紹介をしていただきました。
しばし日常の喧騒を忘れ、ゆったりとしたイタリアな時間を存分にくつろぐ参加者の皆様。
15時過ぎ、役七夕の山が通過。会場となった上町「咲く咲く」前の道路もこのとおり!
お祭りを見つめるお客さんを横目に、夏祭り夜店バージョンの準備を着々と進めているスタッフ!怒涛の忙しさで目が回りそう!
慣れない土地で開催した「おがーりあ」のイベントでしたが、能代の友人・知人が多数駆けつけてくれ、お客様として、時には厨房スタッフとして手伝ってくれたりと、最後まで盛り上げてくださいました。
その温かく、力強い思いを受け、感動しっぱなしの自分。
「そこに居る皆んなで、ひとつのイベントを作り上げる」って、こういうことなんだな…。
役七夕も素晴らしく、何十という笛の音色が一つの笛のように重なり、太鼓の打ち鳴らす音で前に進む山、これこそが能代の人たちの気質そのもの。この昔ながらの地域の結束力、関係方々の協力があって、地域は作られているということを、久しぶりに実感させていただきました。
関わってくださった皆様、ありがとうございました。